なまはげも老いの坂なり蓑重し  河村 有弘

なまはげも老いの坂なり蓑重し  河村 有弘

『合評会から』(三四郎句会)

雅博 なまはげをやる人は年々年を取っていく。「蓑重し」。確かにあの蓑は重いでしょう。
信 男鹿半島の資料館で見た蓑はとても重そうだった。老人には堪えますよ。
正義 多少の世代交代はあっても、なまはげの主体は老人です。あの蓑はずしりと来るはずだ。
有弘(作者) 雪の坂は特にたいへんだろうと思いました。
進 ユネスコ無形文化遺産登録のニュースを見て、後継者不足を感じた。地元の人には悩みがあるらしい。
         *         *          *
 ナマハゲは「男鹿(秋田)のナマハゲ」として国の無形文化財になっているが、ユネスコの無形文化財としては「来訪神、仮面・仮装の神々」として登録された。異形の仮面をつけて家々の厄払いをする民間行事は日本各地にあるようだ。「悪い子(ご)は居ねがー」。正月の夜に聞いた恐ろしい声は、大人になっても耳の底に残っているという。
(恂 20.01.06.)

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