木漏れ日を両手に掬ふ岩清水    岡本 崇

木漏れ日を両手に掬ふ岩清水    岡本 崇

『合評会から』(三四郎句会)
    
雅博 木漏れ日を手に掬う、という表現の素晴らしさに感心しました。
諭 私も昔、このような経験をしたように思います。両手で掬う、がいいですね。
信 木漏れ日がちらつく清水。水と木漏れ日のコントラストを感じます。
尚弘 表現が巧みです。木漏れ日が句を引き立てている。
有弘 木漏れ日という“光”を掬う、達者な句だと思いました。
照芳 そうですね。おっしゃるような情景がぱっと浮かびました。
而云 水を掬えば木漏れ日がちらちらと揺れる。そんな動きを感じました。
進 誰もがこういう情景を見たことがあるはず。共感を呼ぶ句ですね。
     *          *
 二か月に一回の開催で次回が五十回目となるこの句会。掲句はこれまでの最高点句となった。「木漏れ日という光を掬う」(有弘)」という着想と技巧によるのだろう。作者を除く十三人の選者中、八人の支持を得た。(恂)

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