わんぱくのひとかどの顔夏の果て     野田 冷峰

わんぱくのひとかどの顔夏の果て     野田 冷峰

『合評会から』(番町喜楽会)

而云 夏休みが終わる頃、特に男の子の顔は変わりますね。「ひとかどのわんぱくの顔」が普通の語順かと思いましたが、新学期が近づいた頃の少年の様子がよく出ています。
命水 夏休みはこういうことを意味するのですね。共感していただきました。
百子 (教え子の)大学生でも、特に一年生など、夏休みが終わると名前を思い出せないほど、風貌が変わってしまう人がいます。いろいろな経験が成長させるのですね。
水馬「ひとかどの顔」ではなく「いっぱしの顔」だったらどうだろうか。
水牛 「わんぱく」という漠然とした言葉でなく、具体的な年齢を言ったらどうかなぁ。
冷峰(作者) 小学生の孫、夏休みが終わったらどんな顔つきになるのかなぁ、と思いながら作りました。
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 少年は一夏で体も精神もぐんぐん成長し、顔つきも変わる。久しぶり会った子の顔を見て驚いたら「男子三日会わざれば、刮目して見よ、ですよ」なんて言う。漫画の「三国志」を毎日、読んでいたそうだ。(恂)

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