水色の尾長群れ来る冬の庭     堤 てる夫

水色の尾長群れ来る冬の庭     堤 てる夫

合評会から(番町喜楽会)

百子 我が家にいろいろな鳥が飛んで来ますが、尾長は見たことがありませんでした。本当に水色なのでしょうか。だとすれば色のない冬の庭によく合っていますね。
幻水 私も実際に見たことがありませんが、確かに冬の庭に合っていそうな感じだ。
而云 尾長はねずみ色だと私は思っていた。でもこの句を見て、あれは確かに水色にも見える、と気付いた。声が悪いし、うるさいし、印象が悪かったけれど、よく見ればきれいな鳥ですよね。
光迷 群れてきて、ギャァギャァとうるさいですが・・・。あの鳥、水色に見えるときもありますよ。
てる夫(作者) 庭で見るのは初めてでしたが、事典で調べたら水色でした。
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 事典によると、おなが(尾長)の尾羽や翼の一部は「青灰色」だそうで、ねずみ色や青色に見えて不思議はない。「ギャァギャァ」と鳴いてうるさい奴だが、「水色」という表現によって印象が一変した。体長が40造發△襪里法他の鳥との勢力争いに負け、東京ではあまり見なくなったという。おなが頑張れ!(恂)

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