過疎の村若き家族と小鳥来る      中村 哲

過疎の村若き家族と小鳥来る      中村 哲

『合評会から』(番町喜楽会)

てる夫 よくできた創作の句ですね。過疎の村にも小鳥は来るでしょうが、ついでに若い家族も連れて来てと、過疎を浮き彫りにしたのが気に入りました。「創作賞」を出したいですね(笑)。
冷峰 テレビで過疎の村に若い人が来るという番組を時々見ます。「小鳥来る」とうまく合っていると思う。
可升 喜ばしい来訪者として「若き家族」と「小鳥」を並べたのが上手いなと思います。もしかすると、来たのは定年退職者かもしれませんが、それでも十分若い(笑)。
水牛 てる夫さんの指摘されたように作った句かと思いますが、ほのぼのとして、とてもいい。
水馬 過疎の村は中央集権の弊害に負けず、頑張って欲しい。自然を守る小鳥たちも同様ですね。
斗詩子 晩秋の過疎の村へ若い一家が住み着き、渡り鳥たちも来て、賑わいが戻った。微笑ましい句です。
哲(作者) 過疎の村の若い人を呼び込む活動をテレビで見て詠みました。ご指摘の通り、創作です(笑)。
              *         *       *
 芭蕉や蕪村らはおおよそ頭の中で句を作っていたらしい。現代でも創作、空想大いに結構ではないか。(恂)

この記事へのコメント