山歩く足の先から春が来た     大石 柏人

山歩く足の先から春が来た     大石 柏人

『合評会から』(日経俳句会)

てる夫 実感としてよく分かる。地面が柔らかくなってきて、山歩きも快適になり、それを足の裏で感じている。
反平 この句の良さは口語体で「春が来た」とスパッと言ったところだ。
大虫 小学唱歌の「春が来た」の文句じゃないが「どこに来た、足の裏に来た」(大笑い)
悌志郎 山をよく歩く人の句だと思った。やさしい言葉で上手い句だなと。
実千代 一つずつの言葉は単純ですが、春らしさが感じられて。大虫さんおっしゃるように唱歌を思い出しました。
綾子 登山道が柔らかくなってきたのでしょうか、いい句ですね。
哲  雪が消えた山を歩く喜びや、足の裏で感じる土の柔らかさ温かさまで伝わってくる。
          *       *       *
 本当に皆さん言うように、春がきたぞといううきうきした感じが伝わって来る。口語俳句の力強さが生きている。(水)

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