獅子頭はずして乙女笑顔見せ     竹居 照芳

獅子頭はずして乙女笑顔見せ     竹居 照芳

『合評会から』(三四郎句会)

賢一 お正月らしい明るい句だ。獅子舞は男性のものと思っていたが、確かにこういう場合もある。獅子頭を脱いだら若い女性が出てきたとは・・・。意外性があります。
尚弘 まったく同感だ。若い女性が現れて、あたりが明るくなった感じがしました。
論 いかつい男性と思いきや、うら若き乙女へ、ですからね。
久敬 獅子頭は鬼のようでしょう。そこから若い女性が出てくるというのも面白い。
敦子 本当にそうです。獅子舞は威勢のいい男性がやるものとばかり思っていました。
崇 微笑ましい逆転ですね。
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 当欄はブログの特徴を生かし、“出来たて”の句をすかざず載せているが、正月に限ってままならない。新年句会はおおよそ一月半ばだから、掲載のタイミングが合わず、多くは翌年回しとなる。つまりこのところ掲載句は、昨年の正月に詠まれたもの。新年の雰囲気をお伝えするための舞台裏を紹介した。(恂)

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