梅雨明けや書「特選」のハガキ来る      大石 柏人

梅雨明けや書「特選」のハガキ来る      大石 柏人

『合評会から』(酔吟会)

涸魚 このような句が詠めるとは、うらやましい。嬉しい気分がありありと出ている。幸せな人の句ですね。梅雨明けに相応しい明るさがある。
恂之介 嬉しいことを嬉しいまま、率直に表現している。作者から頂いたメールによると大きな書道団体の展覧会で、これまで「佳作」だったのが、二段跳びで特選になったということです。
正裕 それは素晴らしい。「梅雨明け」という言葉とぴったりだ。とてもすっきりしていています。
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 この句会の日、実はまだ梅雨は明けていなかった。書道展特選の朗報は「梅雨晴れ」の日に到来したそうだが、句会の兼題に合わせて「梅雨明け」としたのであった。当欄はなるべく出来たてホヤホヤの作品を載せることにしている。しかしこの句の場合、さすがにフライング気味なので、しばらく待つことにしたのだが、気づけばすでに梅雨明けの句が当欄に登場していた。そうだったか、と掲載を決めたら、二十二日、関東甲信は昨年より十六日遅れの梅雨明け。タイミングがあったと言うのだろうか。(恂)

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