海の日や空を見ている土踏まず   須藤 光迷

海の日や空を見ている土踏まず   須藤 光迷

『合評会から』(日経俳句会)

てる夫 面白い。甲羅干しでしょうね、うつぶせに寝そべればこうなるんだ、実に面白い。
明美 視点が面白い。「土踏まず」をよく思いついたなーと。
定利 海岸で若い子が甲羅干しをしている。足の裏が真っ白でよく目立つ。それが空を見ている、これを俳句にしたセンスがいい。
誰か じろじろ見て叱られなかったですかね。痴漢でーすなんて(大笑い)
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 ふだん地面ばっかりしか見ていない足裏の土踏まずに空を見せた。このユーモアとウイット溢れる句作に拍手を送る。「海の日や」なんて言ってるが、もしかしたら面倒臭がって海水浴場なんかには行かずに、自宅の縁先に寝茣蓙を敷いてごろごろしているだけなのかも知れない。そうだとしたら、一層面白い。(水)

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