伸び伸びとはみ出してゐる秋刀魚かな  山口 詩朗

伸び伸びとはみ出してゐる秋刀魚かな  山口 詩朗 

『合評会から』(番町喜楽会)

透 「のびのびと」でしょうね、この句は。
冷峰 今日の昼食、蒲田でサンマ定食を食べましたが、まさにこの句の通りだった。今年のサンマは大きいです。大きいのがまた美味しいんですよ。
光迷 北海道の人から、今年のサンマ、大きいのが獲れそうだよ、という情報が来ていました。私は今日、今年のサンマ用の皿を焼いてきました(作者は陶芸をやっています)。
誰か サンマがはみださない皿ですね。
恵子 サンマだけでなく、この句自体が伸び伸びとしています。私もこんな句を作りたかった。
啓一 兼題は「秋の暮」と「団栗」。それらの句の中あって、新鮮に見えましたね。
厳水 「伸び伸びと」で始まり、何だろうと思ったら、サンマだった、という意外性がありました。
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 焼いた、皿の上、と詠まなくても、サンマの様子がありありと分かる。省略の妙技。(恂)

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