陽の欠けら拾ふ川面の秋の風   久保田 操

陽の欠けら拾ふ川面の秋の風   久保田 操

『合評会から』(日経俳句会)

鷹洋 「陽の欠けら」と「秋の風」がとてもミートしている。
好夫 「陽の欠けら」の意味がよく分からないが、川面の景がいい。
昌魚 「陽の欠けら」がいい。それを拾うなんて私には出来ないとてもいい表現だ。
弥生 私も「陽の欠けら」が効果的で、もう夏ではないという表現になっている。
迷哲 「陽の欠けら」で夏のギラギラした日差しが和らいだ様子を、また夕方にそれが反射している水辺の雰囲気を詠んでいていい。
明生 「陽の欠けら」と表現した点が上手だなと思いました。しかも秋の風が拾っていると言うのですから、ただただ感心しました。
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 この句を選んだ人は一様に「陽の欠けら」という措辞を褒めた。川面にキラキラと反射する夕陽をそう表現したのだろう。吹き抜ける秋風が心地よさそうな舞台設定だ。(双 19.09.18.)

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