句友集ふコロナ封じの福参り   徳永 木葉

句友集ふコロナ封じの福参り   徳永 木葉 『合評会から』(亀戸七福神吟行) 水牛 令和三年の七福神詣はまさにこれでした。私も、投句はしませんでしたが、「コロナ封じ願ひ七福詣かな」と詠みました。 青水 中七に万人の願いを込め、令和三年の気分を平易に詠んで、気持ち良い。 春陽子 前回の品川福詣の時には、令和三年がコロナ禍の中での福詣になるとは、皆さん想像もしていなかったことでしょう。コロナ終息という皆の願いを素直に詠んでくれてありがとう。           *       *       *  福参りつまり七福神詣は、元旦から七日までの間に恵比寿や大黒など七神を祀った寺社を巡り、その年の福運を祈る風習である。発祥は室町時代中期で、庶民の間に広がったのは江戸時代後期とされる。東京の向島や谷中などが有名だが、昭和の時代、町おこしの策として開設したところも。  昭和から平成、令和と移り、グローバル化たけなわの時代。何事にも光と影があるとされるが、昨今のグローバル化の影の筆頭は新型コロナウイルスにほかなるまい。デルタ型にオミクロン型など変異が夥しいが本当に早く終息してほしい。今年の福詣でも、その祈りが続くのではないか。 (光 22.01.04.)

続きを読む