蒲団干す太陽系の片隅に     嵐田 双歩

蒲団干す太陽系の片隅に     嵐田 双歩 『合評会から』(日経俳句会合同句会) 水馬 「太陽系」と「蒲団干す」、大小の落差がいい。 春陽子 「太陽系の片隅に」、意外性にびっくりしました。 哲 「蒲団」がいきなり「太陽系」に飛んで、さらに「片隅に」と視点が飛躍しているところに感心した。 阿猿 遠近感です。銀河系でもよいのではとも思ったけど、太陽が干すのだからやっぱり太陽系ですね。 好夫 最初見落としたが、見直したらこれはすごいなと採らざるを得なかった。 正裕 「太陽系の片隅に」よくこういう言葉が出てきたなと。 光迷 自分のことだけでなく太陽系にまで心を配る姿勢は、どこかの大統領などに心して欲しいものです。 青水 季語が生きている。俳句巧者が閃いた表現力の勝利。           *       *       *  物凄い奇想天外なことを詠んでいるように見えるが、実は自分の煎餅布団をさりげなく干している。この諧謔がいいね。(水)

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