宮相撲四股踏む少年白き尻     中村 哲

宮相撲四股踏む少年白き尻     中村 哲 『合評会から』(番町喜楽会) てる夫 「白き尻」に惹かれました(大笑い)。景色が見えます。 正裕 宮相撲の少年相撲大会、まさにこういう風景でしょう。 白山 もうその通りで、うまく詠んだものよと感心しました。 命水 細っこい少年なんでしょうね、「白き尻」で情景がよく伝わってきます。 幻水 両親や周りから「出ろっ」なんて言われてね、渋々・・。 可升 この句は何と言っても白き尻ですね。「一体どこ見てんねん」なんて言われそうですが、これで新鮮味が出た。           *       *       *  今では草相撲はおろか、子供神輿すら担ぎ手が集まらない状態の町が多い。これは地方の町なのか、伝統を守り秋祭の奉納相撲をやっている。しかし都会化あるいは過疎化が進み子供が減っているのだろう、相撲など普段取ったことのない子供までかり出される。人前で裸になるのを嫌がってパンツの上から褌締めた子までいる。四股踏めばひょろひょろ・・ユーモラスな場面が浮かんで来て、思わず笑みがこぼれる。(水)

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