向日葵に負けぬブラウス選びけり    岩澤 克恵

向日葵に負けぬブラウス選びけり    岩澤 克恵 『合評会から』(番町喜楽会) 厳水 向日葵(ひまわり)の色に負けない服を選んだ、ということですね。明るい句です。 春陽子 いろいろ想像できるし、刺激も受ける。向日葵の柄のブラウスなのかな。楽しい句だ。 光迷 向日葵の黄色か橙色に負けない派手な色のブラウスでしょう。装いに女性の気力を感じます。 水馬 そう、負けるか、という意志。女の力瘤が見えます。「けり」で終わって、調子もいい。 冷峰 これ、買う時なのかな。出掛ける際に選んだのか。 水牛 とにかくプラス思考の句だ・・・。これ、どなたの句。ほう、岩澤さん! 彼女、元気になったんだ。               *         *  作者はこのところしばらく、健康がすぐれなかったようである。毎回、投句はされるのだが、メンバーにとっては、句会で会えないのが淋しいことであった。この句が彼女の作と分かった後、「よかった」「よかった」の声が相次いだ。句会の人数は「五七五」の十七人ほどが、好ましいともいう。本会(番町喜楽会)の会員数は、それをいくらか上回る程度である。(恂)

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