長閑なるこのひとときのカフェオーレ   高橋 楓子

長閑なるこのひとときのカフェオーレ  場ó?エ 楓子 『合評会から』(番町喜楽会) 白山 これもよくある景ですが、よく捕まえましたね。どうってことないんですが、なんとなくいいですねえ。カフェオーレがいいんですね。 てる夫 のどかな景色をおしゃれに説明してますよね。 冷峰 温かいミルクのたっぷり入ったコーヒーは、こんな瞬間に飲むのが最高です。(「いいこと言うねえ」の声) 水馬 「このひとときの」っていうのがいいんですかねえ。 而雲 この句はいいですがね、こういう言葉は難しい。なんでも「このひととき」で片付けられちゃうし・・。(大笑い) 光迷 軽いって感じもしますしね。無駄ではないかというひともいますし。           *  「このひとときの」をはじめ、「そのことは」「その中の」あるいは「~してひとり」といった措辞は俳句によく使われる。「ああまたか」などと言う人もいるくらいだ。しかしぴたりと嵌れば絶妙な味を出す。この句の場合は不自然でなく、のどかな雰囲気を醸している。(水)

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