病み厭きて寒明けの日を数へたり    岩沢 克恵

病み厭きて寒明けの日を数へたり    岩沢 克恵 『合評会から』(番町喜楽会) 光迷 風邪かな、ほかの病気かな。インフルエンザなら、本人は回復していると思っていても、人にうつすから二三日、外出はまずい。ベッド生活が長びいた時の倦怠感がよく出ていますね。 鬼一 病気は治りかけているのですね。状況は病気によって違いますが……。いい句です。 水馬 治るんでしょう、この人。句には、もう春だという明るさが見えています。 楓子 二年くらい寝込んでいる、という雰囲気を感じますが。 六甫 風邪でも三日も寝ていれば、厭き厭きするものですよ。 斗詩子 ちょうど寒明けの頃ですが、主人が退院することになりまして。その頃、彼は毎日カレンダーを見つめていました。            *         *  欠席投句の作者名が分かって、「ああ、やっぱり風邪なんだ」と一同、一安心だった。句会は二月二日に行われたばかり。誰からとなく「明日は節分、明後日が寒明けの立春だ」(恂)

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