心地良き冬日は淡く布団干   大平 睦子

心地良き冬日は淡く布団干   大平 睦子 『合評会から』(日経俳句会) 実千代 今日あたりの情景だなあと思いまして・・。冬だけどぽかぽかして、とても気持がいいですね。 臣弘 これ私のこと詠んでくれたなと思いまして・・。家内はね毎日プールへ泳ぎに行っちゃう、「お願いね」なんて言って。残った私はこういうお天気だと布団干しです。見張ってて、三時過ぎたら取り込まなくちゃいけない。まあそういった奴隷生活を送っています。(大爆笑)        *     *     *  句会になごやかな気分をもたらしてくれた句である。小春日和の布団干しは気持がいい。ふっくらと日の匂いのする布団にくるまるのはまさに極楽気分だ。  「冬日も布団も冬の季語だ」という指摘があった。確かに季重なりの句である。しかし、そんなことを忘れてしまうような気分の良さがある。実際に受けた感じをそのまま詠んだ強みであろう。(水)

続きを読む