亜麻色に髪染めてみむ雲雀東風     高橋 楓子

亜麻色に髪染めてみむ雲雀東風     高橋 楓子 『合評会から』(番町喜楽会) 玉田 この句は、何と言っても亜麻色の髪ですよ。「♪亜麻色の長い髪を風がやさしくつつむ♪」(と口ずさむ)。季節が変わる時、髪を染めよう、という女性の気持ちがよく分かります。 水牛 ドビッシーにも同じ題名の曲がありましたな。 光迷 雲雀東風(ひばりごち)は季節が今より少し後かな。しかし浮き浮きした感じがいいですね。 てる夫 開放的な季節の到来を詠んでいるんですね。金髪でないのがいい。ブロンドではちょっと……。 厳水 雲雀が高く揚がっているのと、髪を明るく染めるのが、よく合っている気がします。 冷峰 亜麻色は、この句を選んだ人たちの青春の色なんですよ。いまの若い人はもっと大胆な色を選ぶ。 六甫 亜麻色ってどんな色なのかな。(「灰色がかった薄茶色」「黄色みを帯びた薄茶色」などの説明あり) 而雲 美容院に行って「亜麻色に染めて」と言って分かるのかな。 楓子(作者) 分からないときは、色の見本を持ってくるから、「これ」と指させばいいんです。 男たち「なるほどねぇ。そういうものですか」(恂)

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