あけがたに腓の返る二月かな         三好 六甫

あけがたに腓の返る二月かな         三好 六甫 水牛 「腓(こむら)の返る二月」ですか。うまいもんですね。 正裕 私も最近、腓がえりをよく起こします。何日も続きましてね。ああ、そうだ、これだな、と。 恵子 この句、よく分かります。明け方、足が寒いせいでしょうか。日常生活から生まれた句ですね。 春陽子 何度も体験しておりますので、選ばざるを得ない。私の場合は、夢の中で走っているとき、つるんですよ。目覚めて「ああ夢か」と思うんですが、腓返りだけは現実なんです(笑い)。年のせいですかね。 六甫(作者) 私も眠っている時ですが、限界まで耐えますね。これは厳しいですよ。次に来たらだめだな、もうだめだな、という段階まで我慢しますからね。厳しい。 てる夫 要するに血流不足でしょう。レッグウオーマーをつけると防げるそうですよ。 水牛 私もよく起こします。それで診療所の先生に「腓返りがどんどん上がってきて心臓まで来たらどうなるか」って聞いたんです。そしたら「珍しいことを考える人ですなぁ」と笑われてしまった。 *         *  奇抜な題材が談論風発を引き起こした。これもまた句会の好もしい姿、と言えよう。(恂)

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