初夢は妻を見染めし学食堂   岡田 臣弘

初夢は妻を見染めし学食堂   岡田 臣弘 『合評会から』(酔吟会) 正裕「若々しいですなあ。いや、本当に見たのか、奥さんに気を使っての初夢句か・・」(爆笑) 詠悟「こういうロマンチックな句は正月らしくていいなあ」 涸魚「いやあ愛妻家なんだなあ。『学食堂』なんて具体的ですからね、ほんとに見たんじゃないかな。だけどまあカミサンにだいぶ気を使ってるような感じはしますがね(大笑い)、いや面白い」。           *  七十歳をとうに越した人がこういう句を詠むとは何ともうらやましいと、新年句会の一座は大いに湧いた。作者の学生時代を知っている正風さんが、「奥さんにノート見せてもらって試験が受けられたという噂もある」とばらし、「そんなことありませんよ」と真っ赤になって否定する作者。そこでまたまた哄笑の渦。この句のおかげで初句会らしい空気が盛り上がった。(水)

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